『open eyes』
文庫本サイズ
絵本の絵のほとんどは誰かの意味(ものがたり)の補いですが、これは意味に絵が従わされているようで、つまらない。意味からでなく、目の前にあるものを素直に見るだけで、世界はもっと広いし、おもしろいと気付く気がする。
この作品は、文庫本のテキストを修正テープで消してページを切り取り、張り合わせ、一枚の大きな紙にしたものにドローイングした後、再びばらしてページを復元。文庫でも一枚の絵でもなくなった本状の作品と、壁には一枚の紙になった過程に描かれたドローイングのポラロイド写真が貼られている。
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